大谷翔平に「勝負されない可能性」 不振の村上宗隆をどうする…専門家が推す“新4番”
大谷は打率.500、1本塁打も村上は打率.143、0本塁打と不振
野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)は最高の形で1次ラウンドを終えた。12日の「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」のオーストラリア戦(東京ドーム)では第1打席で看板直撃の先制3ランを放つなど、4戦計12打数6安打の打率.500、1本塁打、8打点の大暴れ。野球評論家の新井宏昌氏は「文句なしの活躍で、準々決勝からは勝負されない可能性がさらに高くなる」と分析した。
初戦の中国戦では投打同時出場を果たし、その後は「3番・指名打者」としてチームを牽引した。1、2番コンビのヌートバー、近藤が高い出塁率を誇り、溜まった走者を大谷が返す――。侍ジャパンの得点パターンは確立された。
ここまでの活躍ぶりを新井氏は「打者に完璧はありえないが、素晴らしいとしか言いようがない。この4試合は数字だけじゃなく、動きを見ていても不安はない。チームのポイントゲッターは間違いなく大谷になる」と賛辞を送る。
それだけに負けたら終わりの一発勝負となる準々決勝以降は、相手のマークもさらに厳しくなることが予想される。新井氏は大谷の打順については「8、9番の下位もある程度出塁でき1、2番も頼もしい結果を残しているので大谷を動かす必要はないと思います」と、現状の3番で固定することを勧める。