歓喜の輪が一転、悪夢に…守護神が歩けず車椅子退場 弟は号泣、突破プエルトリコに悲劇
白星もまさかの悲劇が…エドウィン・ディアスが負傷退場
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の「プールD」1次ラウンド、プエルトリコ代表とドミニカ共和国代表の試合が15日(日本時間16日)に行われた。勝ったチームが1次ラウンド突破できる“決戦”は5-2でプエルトリコが勝利したが、試合終了直後にまさかのアクシデントが発生した。
5-2と3点差の9回にマウンドに上がった、守護神のエドウィン・ディアス投手(メッツ)が、3者連続三振を奪い、ゲームセット。マウンド付近に歓喜の輪ができたが、異変が起こった。ディアスが輪の中心に座り込んでいた。その場から動くことができず、仲間に肩を抱えられてベンチ前へ。最後は車椅子に乗せられ、緊急退場した。
この光景に米メディア「CBSスポーツ」のデビッド・サンプソン氏は「MLB最悪の悪夢だ。エドウィン・ディアスの無事を祈る」と願った。また、「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「弟のアレクシス・ディアスが、兄の負傷後に涙。胸が張り裂けるようだ」と兄弟を思いやり、自身のツイッターを投稿した。
(Full-Count編集部)