「一緒にやれる日を待つ」 ダルビッシュの“目配り”は世界へ…届けた「メッセージ」
「自分のことだけをやっていた」から、他国の選手にまで目を向けるように
そこからの変化をダルビッシュは「当時は先輩方の影に隠れて自分のことだけをやっていた。今はチーム全体を見ながら、みんなとコミュニケーションを取りながら野球をやっているので、また違う楽しみ方ができていると思います」と表現する。
今大会での目配りは、日本代表の中にとどまらない。14日になって、ダルビッシュが多くのファンに混じって、インスタグラムに書きこんだ「メッセージ」が話題となった。相手は、韓国代表で3番を打っていたイ・ジョンフ。ダルビッシュは今オフのメジャー移籍を公言している若武者に英語で「一緒にやれる日を待っているよ」と伝えたのだ。
イ・ジョンフはこれに「ありがとうございます。あなたと一緒にメジャーリーグでプレーできるように、全力プレーを続けます」と返した。イ・ジョンフはダルビッシュに対し2打数1安打。「ヒットを打ったのは記憶に残る」と話していた。オフの間から打撃フォームを改造し、WBCに備えてきた。ダルビッシュとの対戦は、自身の力を測る物差しだった。
(羽鳥慶太 / Keita Hatori)
