「やりすぎかなと…」“変顔イタズラ”にダル苦笑い 誠也ユニで高まる侍の結束力

イタリア戦に4番手で登板した侍ジャパン・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
イタリア戦に4番手で登板した侍ジャパン・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

準々決勝で掲げられた鈴木のユニホームに変顔写真がつけられていた

 野球日本代表「侍ジャパン」は「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝ラウンド 東京プール」(東京ドーム)でイタリアを下し、5大会連続で準決勝進出を決めた。試合前の話題をさらったのは侍ジャパンのベンチの鈴木誠也外野手のユニホーム。これまで掲示されていたのに加え、今度は顔の部分に“変顔”の写真が貼りつけられていた。今回の仕掛け人は一体、誰なのか――。

 鈴木のユニホームは1次ラウンド初戦となった9日の中国戦から掲げられているが、負傷箇所に「×」の印がテープで貼られたり、必勝ハチマキが貼り付けられたりなど、愛のある“いたずら”が話題となっていた。ダルビッシュが貼っているシーンが映像で放送されると、自身のツイッターで「ついにバレてしまいました」とジョークまじりに認めていたようにも見えたが「他にも犯人はいます!」とも匂わせていた。

 今回の件について、ダルビッシュは「中野くんが持ってたんですかね……誰が持ってきたかわからないですけど」と証言。「やりすぎかなとも思ったけど」と笑ったが、「そのくらい楽しんでいるな。リラックスしているな」と結束力が高まったのも実感した。

 なお、ダルビッシュに“疑惑”を持たれていた中野拓夢内野手(阪神)によると「僕じゃないです。牧原(大成)さんが持っていたので、みんなでやろうと」とのこと。鈴木の隣にはベンチには腰の張りで代表を離脱した栗林良吏投手(広島)のユニホームも掲げられた。真相は定かではないが、鈴木や栗林も含め、一丸となっているのは事実だ。侍ジャパンとして戦えるのも多くてもあと2試合。ダルビッシュも「皆でリラックスして、準決勝にしっかり集中していい調整ができたら」とワンチームで戦うことを誓った。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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