メキシコが日本に勝つのは「本当に困難」 米メディアは侍有利を予測「本物です」

米メディアは準決勝の侍ジャパン有利を予想【写真:Getty Images】
米メディアは準決勝の侍ジャパン有利を予想【写真:Getty Images】

大逆転でベネズエラを下したメキシコ…それでも侍の優位は動かず

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では17日(日本時間18日)に準々決勝1試合を行い、20日(同21日)に行われる日本の準決勝の相手がメキシコに決まった。米放送局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏ら米メディアは「メキシコにとって困難な仕事が待つ」と、日本の優位と見る意見が多いようだ。

 バーランダー氏は侍ジャパンについて「ショウヘイは今、ものすごく打撃の調子がいいです。ロウキ・ササキは102マイルの球を投げます」と紹介。さらに、準決勝での先発が予想される佐々木には「もしみなさんが彼の投球をまだ見たことがないなら、(1次ラウンドのチェコ戦を)早起きして見なかったということでしょう。それ自体を責めたりはしません。しかしこの試合にチャンネルを合わせて、彼の投球を見る必要があります。彼は本物です。アメリカで彼の投球をそう遠くない将来に見ることになるでしょう」と、絶賛の嵐だ。

 また「この大会で日本は最も完成されたチームです」とも。打線についても「1番から9番まで非常にいい打撃をします。ベンチから登場して結果を残せる選手もいます」と高く評価している。大谷翔平やダルビッシュ有、佐々木朗希に加え「ヤマモトやイマナガ、ブルペンからはトゴウも出てきます。私は日本の救援陣に感心させられています」と投手陣を紹介。「メキシコにはこの先(日本との対戦で)、本当に困難な仕事が待っています」としている。

 また、エンゼルスの地元放送局レポーターだったアレックス・カリー氏は、0-4からの大逆転でプエルトリコを下したメキシコの戦いぶりを称えた上で「私たちはメキシコがあらゆる期待を超えてきた場面を見てきました。アメリカを(1次ラウンドで)痛い目に遭わせました。そして今彼らはロウキ・ササキと対戦します。ショウヘイ・オオタニはもはや登板しませんが、アメージングな打撃をしています。準決勝では両者にとって厳しい戦いになるでしょう」と激戦を予想していた。

(Full-Count編集部)

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