「何という瞬間だ」 劇的逆転弾の“396億円男”に称賛の声「ヒーローになった」
2点を追う8回無死満塁でターナーが満塁弾を放った
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝が18日(日本時間19日)に米フロリダ州マイアミで行われ、前回大会王者の米国がベネズエラに9-7で逆転勝利を飾った。8回にトレイ・ターナー内野手(フィリーズ)が左翼席へ劇的満塁弾。米メディアは「アメリカン・ヒーローになった」と称えた。
2点を追う8回無死満塁でシルビーノ・ブラチョ(ベネズエラ国内リーグ)から左翼席に運んだ。球場は大歓声、米国ベンチはお祭り騒ぎ。苦境に陥っていた前回王者を救うあまりに劇的な一撃だった。
MLBネットワークのラジオ番組「SiriusXM」のグラント・ポールセン氏は自身のツイッターで「トレイ・ターナーにとってはなんという瞬間なんだ。ナショナルズのレジェンドがアメリカン・ヒーローになった」と称えた。
2021年途中にナショナルズからドジャースへトレード移籍。昨季終了後にFAとなり、11年総額3億ドル(約395億5000万円)の大型契約でフィリーズ入りした29歳。真価を発揮した一振りだった。
(Full-Count編集部)