興奮冷めやらぬターナー「信じられない」 起死回生の逆転弾は「ナンバーワンの一発」

逆転満塁本塁打を放った米国代表のトレイ・ターナー【写真:Getty Images】
逆転満塁本塁打を放った米国代表のトレイ・ターナー【写真:Getty Images】

2点を追う8回に逆転満塁弾「どうベースを回ったか覚えていない」

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝が18日(日本時間19日)に米フロリダ州マイアミで行われ、前回王者の米国がベネズエラに9-7で逆転勝利を飾った。8回に起死回生の逆転満塁弾を放ったトレイ・ターナー内野手(フィリーズ)は「どうベースを回ったのか覚えていない」と興奮冷めやらない様子だった。

 終了直後にグラウンドで行われたインタビュー。米放送局「FOXスポーツ」が公式ツイッターに投稿した動画によると、大殊勲の29歳は興奮気味に一発を振り返った。「衝撃が走った。楽しかったし、自分がどうベースを回ったのか覚えていない。聞いての通り、声が枯れている。とても大きな、信じられないホームランだった」。

 2点を追う無死満塁のチャンスで放った値千金の一発。球場が大歓声に包まれ、米国ベンチはお祭り騒ぎになった。「おそらく、ナンバーワンのホームランだ。これほど価値のあるホームランを打ったことがない。どうしても勝ちたかった。目標に近づくホームランだった」。

 今季11年総額3億ドル(約395億5000万円)の大型契約でフィリーズ入りした超大物も、国を背負った一戦で放った一撃は格別だったようだ。

(Full-Count編集部)

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