メキシコ監督が佐々木朗希との対戦を心待ち 「彼がメジャーでどうなるのかを見たい」
準々決勝でプエルトリコを撃破、勢いあるまま準決勝の日本戦へ
野球日本代表「侍ジャパン」が「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の準決勝で対戦するメキシコ代表のベンジー・ギル監督が現地時間19日(日本時間20日)に公式会見に出席。対戦する日本代表の佐々木朗希投手について「素晴らしい才能の持ち主。彼がメジャーでどうなるのかを見たい」と対戦を心待ちにした。
準々決勝で強豪・プエルトリコを破り、勢いに乗るメキシコはこの日、会場となる球場で汗を流した。侍ジャパンの先発が佐々木になったことを受け、指揮官は右腕の印象を語った。
「投げるところを見たことはないが、日本の野球界にとって素晴らしい存在。私たちも(対戦できることに)エキサイトしている。ロウキも世界の最高の投手の一人になる。米国に来る前に日本で仕事をする時間があるが、彼がメジャーでどうなるかを見たい。102マイル(約164キロ)の球を投げるのもすごい」
ギル監督はツイッターで昨季、佐々木がオリックス戦で完全試合をしたことや次の試合で8回まで完全投球したことをチェックしていたという。「今すぐでも彼はメジャーのレベルで素晴らしい活躍ができると思う。彼と対戦するのは一筋縄ではいかないだろうが、楽しみにしているよ」とも話した。
メキシコはプールCを1位で突破し、決勝ラウンドまで進出してきた。準々決勝の激闘は国内でも注目を浴びており「メキシコも全員がスターになった。嬉しく思う。明日(20日)の夜に(日本に)勝って、火曜日(の決勝戦)に勝利のトロフィーを持ち上げることを期待している」と意気込んだ。
(Full-Count編集部)