源田壮亮は「侍Jの心臓」 MLB公式が絶賛した“たまらん”献身性「日本の成功の大役」
MLB公式が絶賛「日本が3度目の王者になれば勝利の中心にいる」
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」で、守備の要を担うのが源田壮亮内野手(西武)だ。MLB公式が「ゲンダのスピリットとプレーがWBCでの日本の成功における大役を担っている」との記事を掲載。“たまらん守備”に世界が注目している。
「彼はオオタニのように世界的有名人ではないかもしれない。ダルビッシュやヌートバー、ヨシダのようにメジャーリーグの契約を結んでいるわけでもない。それでも、ソウスケ・ゲンダは侍ジャパンの心臓なのかもしれない」
遊撃手として5年連続ゴールデングラブ賞を誇る源田は「頻繁に素晴らしい守備の技を披露する」と評される。1次ラウンド・韓国戦では帰塁の際に右手小指を負傷し途中交代したが、3戦ぶりに先発復帰した準々決勝・イタリア戦では適時打も放った。
その活躍を「誰も驚くべきではない。この遊撃手は球界屈指の献身的な選手として知られている」と記事では紹介する。WBCのような普段とは雰囲気の違う国際大会で「慣れないチームでプレーするため、試合を落ち着かせる力を持った、身体的に優れた選手に頼ることが必要だ。ゲンダはそういう選手の1人だ」と絶賛した。
そのプレーぶりはまさに縁の下の力持ち。「日本がWBCを制すことになれば、ゲンダはMVPには選ばれないだろう。侍ジャパンの中で最も有名な選手の名前として載ることはないだろう。しかし、もし日本が3度目の王者になれば、ゲンダは勝利の中心にいるだろう」と賛辞を惜しまなかった。
(Full-Count編集部)