“日米決戦”は「皆が望んでいる」 米国代表でV経験…元オリ助っ人「盛り上がる」
2020年からオリックスでプレーしたジョーンズ氏、米国打線は「アメージング」
2020年から2年間オリックスでプレーし、メジャー通算282本塁打を誇るアダム・ジョーンズ氏が19日(日本時間20日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝が行われるローンデポ・パーク(米フロリダ州マイアミ)を訪れた。米国代表として第3回、第4回大会に出場し、前回大会で世界一に貢献したジョーンズ氏は、決勝の舞台での“日米対決”を心待ちにした。
米国は準決勝・キューバ戦に14-2で大勝して決勝進出を決めた。次戦は世界一をかけ、21日(同22日)に行われる日本対メキシコの勝者と対戦する。第4回大会で初優勝を経験したジョーンズ氏は「日本は直近勝っていないし、前回は米国に敗れているから悲しく思っただろう。日本は米国と戦いたいことを私は知っている。皆が望んでいるマッチアップだ。(実現すれば)とても盛り上がるだろう」と心待ちにした。
日本と米国、それぞれの野球を知り尽くすジョーンズ氏。仮に対戦するとなれば「一番得点したチームに可能性がある。米国も、日本もメンバーが揃っている」と打線が鍵を握るとみる。それでも「米国代表に賭けないことはできない。彼らはアメージングだから。一番の打線を誇っていると思う」とうなずいた。
ジョーンズ氏はWBCを「国同士のプライド、文化、先祖を代表することが絡んでくる」と語る。国を背負って、世界一を目指す頂上決戦。米国への“挑戦権”を得るためにも、侍ジャパンはまずはメキシコとの準決勝で勝利を目指す。
(Full-Count編集部)