MLB公式記者が太鼓判「日本が8-7で勝利」 侍の優勝疑わない理由…カギを握る継投
鍵を握る早めの継投…大谷救援登板は「難しい判断になる」
また、クレア記者は早めの継投も提言する。準決勝では佐々木朗希投手(ロッテ)、山本由伸投手(オリックス)がそれぞれ4イニング目で失点した。「スプリングトレーニング期間で調整段階。疲労が3、4イニング目に現れてくる。だから、(決勝でも)ピンチになる前に早めの継投になってくる」と話す。
決勝ではダルビッシュ有投手(パドレス)、大谷翔平投手(エンゼルス)のメジャー組がブルペンで控える可能性も指摘されている。「ダルビッシュとオオタニが加わったブルペンは、米国のブルペンよりいい。彼らを手遅れになってから起用するのではなく、ピンチになる前に投入すべきだ」とアドバイスを送った。
ただ、一方で難しいのは大谷の準備。栗山監督も「可能性はゼロではない」としながらも慎重な姿勢を見せる。クレア氏は「難しい判断になるだろう」としつつも「トラウト対オオタニは大会前に全員が望んでいた対戦だから、明日実現するといい」と待ち望む。勝っても負けても最後の一戦。「今日は史上最高の試合だったけど、明日もそうなるだろう」と確信していた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)