村上宗隆、びしょ濡れで喜び堪能「寒い」 劇的打に「期待に応えられてよかった」

劇的なサヨナラ打を放った侍ジャパン・村上宗隆【写真:Getty Images】
劇的なサヨナラ打を放った侍ジャパン・村上宗隆【写真:Getty Images】

1点ビハインドの9回、チャンスで劇的サヨナラ打

 野球日本代表「侍ジャパン」の村上宗隆内野手(ヤクルト)が20日(日本時間21日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝・メキシコ戦(ローンデポ・パーク)で、9回に劇的なサヨナラ打を放った。試合後、チームメートから手荒い祝福を受け「何度も三振をして悔しい思いをして、チームメートが助けてくれて最後打席回ってきたので。最後に僕が決めましたけど、チーム一丸の勝利。期待に応えられてよかった」と話した。

 役者に回ってきた。1点ビハインドの9回。先頭の大谷翔平投手(エンゼルス)が気迫の二塁打で出塁し、吉田が四球で一、二塁となり、舞台は整った。迎えるは村上。ここまで苦しみ続けてきた主砲が、いままでの鬱憤を吹き飛ばす一打を放った。打球は左中間真っ二つで、代走だった一塁走者の周東佑京外野手(ソフトバンク)がサヨナラのホームを踏んだ。

 村上は試合後、ナインから水をぶっかけられてビショビショ。日本の放送局のインタビューでは「ちょっと寒いです。早く着替えたいです」と幸せそうな表情を浮かべていた。

(Full-Count編集部)

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