佐々木朗希、痛恨の一発浴び4回3失点で降板 3回まで無失点も…被弾にしゃがみ込む
初回は3者凡退、2回には打球直撃のアクシデントも
野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)は20日(日本時間21日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝・メキシコ戦(ローンデポ・パーク)に先発。4回に3ランを浴びて先制を許し、4回3失点で降板した。最速は101.9マイル(約164.0キロ)だった。
初回、先頭のアロサレーナを101.8マイル(約163.8キロ)で空振り三振に仕留めると、ベルデューゴを左飛、メネセスから変化球で空振り三振を奪い、3者凡退で初回を終えた。
2回には1死一塁から、ウリアスの打球が腹部に直撃するアクシデントがあり、吉井理人コーチがマウンドへ向かうも、問題なく投球を再開。その後1死一、二塁から、トレホを遊ゴロ併殺に仕留めて、2回も無失点を切り抜けた。
3回まで2安打無失点に抑えるも、4回に2死からテレスにシフトを破る左前打、パレデスに三塁後方にポトりと落ちるヒットを浴びてピンチを招いた。続くウリアスに2球目の変化球を左中間スタンドへ運ばれ、先制を許した。佐々木も打たれた瞬間にしゃがんで悔しがり、被弾に呆然とした表情を浮かべた。続くトレホを遊ゴロに抑えてベンチへ戻り、5回からは山本由伸投手がマウンドに上がった。