侍ジャパンの劇的勝利に甲子園も熱狂 突然の大歓声と拍手に選手はキョロキョロ
選抜高校野球の第2試合の最中に侍ジャパンが決勝進出を決める
野球日本代表「侍ジャパン」が劇的なサヨナラ勝ちで3大会ぶりの決勝進出を決めた。20日(日本時間21日)、米国フロリダ州マイアミのローンデポ・ボールパークで行われた「第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)」の準決勝・メキシコ戦。1点ビハインドの9回無死一、二塁で村上宗隆内野手(ヤクルト)が中越えの2点適時二塁打を放って劇的な勝利を呼び込んだ。
日本中が湧き上がった劇的な結末。熱狂は「第95回記念選抜高校野球大会」第4日が行われていた阪神甲子園球場にも伝わり、スタンドのファンが沸いた。第2試合の長崎日大対龍谷大平安の試合中。2回の龍谷大平安の攻撃中、八鳥煌紀(3年)の名前がコールされた直後だった。
村上の打球が中堅を越えると、甲子園にも大歓声と拍手が巻き起こり、何事か分からなかった八鳥ら選手は周囲をキョロキョロ。侍ジャパンの劇的な勝利は、遠く離れた甲子園球場にも熱狂を呼んでいた。
(Full-Count編集部)