昨夏覇者の仙台育英がサヨナラ発進 初適用の「延長10回タイブレーク」で慶応下す

仙台育英・須江航監督【写真:荒川祐史】
仙台育英・須江航監督【写真:荒川祐史】

今大会からタイブレーク適用が13回→10回に早まる

 阪神甲子園球場で行われている第95回選抜高校野球は21日、3試合を行った。第3試合では昨夏の覇者・仙台育英(宮城)が慶応(神奈川)を延長10回、2-1のサヨナラで下し、2回戦に進出した。

 今大会から、延長戦は10回からタイブレークを適用されることになり、この試合は初めてのケース。10回表、慶応は2死満塁まで攻め立てたものの無得点に終わると、仙台育英は無死一、二塁のスタートからバントで走者を進め1死二、三塁に好機を広げた。

 さらに1死満塁から、熊谷禅外野手(2年)の打球は左翼前へ上がった。三走は打球が落ちるのを見てスタートし、本塁で刺され記録は「左ゴロ」。嫌な空気となりかけたが続く山田脩也内野手(3年)が左前へ、ライナーのサヨナラ打を運んだ。

(Full-Count編集部)

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