敗れても侍Jに“敬意” 米代表をファン称賛「情熱を見せた」「誇らしい気持ち」

侍ジャパンに敗れたWBCアメリカ代表【写真:Getty Images】
侍ジャパンに敗れたWBCアメリカ代表【写真:Getty Images】

試合後に礼を失わず整列した米代表

 野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝で米国に3-2で勝ち、3大会ぶりの優勝を飾った。手に汗握る攻防の末に敗れて連覇を逃した米国だが、試合後も日本に敬意を表する選手たちをファンも称賛。「国中を誇らしい気持ちにしてくれた」「私たちはアメリカ代表に敬意を表します!」と声があがった。

 日本を上回る9安打を放ちながら、1点差で敗れた米国。失意に沈む中で選手たちは銀メダルを授与された。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は自身のツイッターに「米国代表が日本代表に敬意を表し、銀メダル授与のために整列する」と綴って選手たちが整列する写真を投稿した。

 金メダルには届かなかったものの激戦プールCを2位で勝ち抜き、ベネズエラとの準々決勝を大逆転で制するなどファンを沸かせた米国。「大会を通じて素晴らしい情熱を見せてくれた。大半の選手は国のために勝ちたいという思いに野球への愛を引き出されたようだった」「私たちはアメリカ代表に敬意を表します!」「こうあるべき。日本もきっと、負けていたら同じことをした」とコメントが寄せられた。一方、「2位のメダルはいらない」と納得のいかない声も見られ、野球発祥の地のプライドを思わず叫ぶファンもいた。

(Full-Count編集部)

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