HR強奪されて「ご飯を食べて臨んだ」 岡本和真、パワーUPで貴重ソロに満足げ
1点リードの4回、左中間へ貴重なソロを運んだ
野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝で米国に3-2で勝ち、3大会ぶりに悲願の世界一に輝いた。岡本和真内野手(巨人)は4回にリードを広げる一発を放つなど優勝に貢献。準決勝のメキシコ戦ではフェンス際の打球をもぎ取られており、「ウエートしてご飯を食べて臨んでいた」と胸を張った。
1点リードの4回、岡本は3番手・フリーランドの2球目を左中間スタンドへ運んだ。前日のメキシコ戦では大飛球を好捕されており「昨日は入らなかったので、ウエートしてご飯を食べて臨んでいた。本塁打になってくれてよかったと思います」と振り返った。
セ・リーグでしのぎを削る村上宗隆内野手(ヤクルト)とのアベック弾。NPB勢のパワーを米国で知らしめた。「お互いにとって本塁打が長所。そこを出せたのはよかった。2人とも同じ打線に入ることは2度とないかもしれない。そこは思うところがあります」と語った。
刺激を与えてくれたのは大谷翔平投手(エンゼルス)。「投打において全てを覆してくれる。追いかける人でありながら、ありえないことをやっている。常にモチベーションを保たれて、僕らも野球に取り組めているのかなと思います」と感謝した。存在感を発揮した巨人の4番。シーズンでの活躍も楽しみだ。
(Full-Count編集部)