大谷翔平、「日本の田舎」発言に込めた思い 次世代に夢「頑張ればできるんだと」

胴上げ投手となった侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】
胴上げ投手となった侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

レジェンド・オルティス氏が「どの惑星から来たの?」と質問

 野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)が、21日(日本時間22日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝・米国戦で胴上げ投手となり、大会MVPにも輝いた。試合終了直後に米放送局「FOXスポーツ」のインタビュー応じた際、メジャー通算541本塁打を誇るデビッド・オルティス氏から「どの惑星から来たの?」と問われると、はにかみながら「日本の田舎というか、あまりチームも少ないところでやっていた」と返した。

 大谷は言葉を続け、子どもたちや夢を目指す人たちに伝えたい思いを語った。「日本の人たちからしても頑張ればこういうところでできるんだというのは、本当に良かったんじゃないかと思います」。場所は関係ない。東北・岩手で生まれた自らが、世界一となって証明した。

 同局のインタビューでは、オルティスと通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏に囲まれ「僕が小さい頃見ているような選手から、いまインタビューを受けてるのが正直信じられない」とも。歴代のスターから夢をもらい、今度は自分が夢を与える立場に。「今度は自分がそういう立場になれるように頑張りたい」と見据えた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY