敬意を忘れぬ大谷翔平は「日本人の誇り」 超謙虚な“振る舞い”に感動「何でこんな完璧?」
世界一直後のインタビュー…口を突いたのはアメリカへの敬意
日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)の“謙虚すぎる”人柄に、称賛の声が集まっている。世界一にも「今日はたまたま勝てた」「アメリカの野球を尊敬している」と相手を尊重した言葉の数々にファンから「インタビューもMVP」「神の神インタ 何でこんな完璧なん?」「日本人の誇り」とコメントが集まった。
21日(日本時間22日)に米フロリダ州マイアミで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で、大谷は指名打者として打席に立つだけではなく、9回のマウンドに上がり胴上げ投手にもなった。試合直後の米放送局「FOXスポーツ」のインタビューでは、通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏と同541本塁打のデビッド・オルティス氏がインタビュアーとして登場。「小さい頃から参考にしている選手はいるのか」という質問に、こう答えた。
「この2人もそうです。僕が小さい頃から見ている選手に、インタビューを受けているのも信じられない。もっともっと、今度は自分がそういう立場になれるように頑張りたい」。全く偉ぶるところない謙虚な言葉を、日米のファンは称えた。「あなたのような心の持ち主がもっと必要」「勝って相手を讃える。この謙虚な姿勢が日本人の美徳であり、本来の侍スピリッツ」。人気はプレー中にとどまらない。