絆生まれたチェコ、侍Jから得た「学び」 主将が目撃した大谷翔平の“2つの顔”

大会MVPに輝いた侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】
大会MVPに輝いた侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

チェコのジーマ主将「大谷翔平から学ぶことが多いよ」

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を制した野球日本代表「侍ジャパン」は、“世界一のチーム”として各国の手本となり、大きな影響を与えた。中でも1次ラウンドで対戦したチェコ共和国とは、未来につながる絆も。チェコのペテル・ジーマ主将は、優勝を称えるとともに大谷翔平投手(エンゼルス)の偉大さを改めて表現した。

 ジーマ主将は自身のツイッターで、大谷がチームメートや対戦相手に「冷静さ」と「エネルギッシュさ」を見せていたことに言及。試合展開やベンチの雰囲気などを考えながら、時にクールに、時に熱く鼓舞した姿は、まさにチームリーダーの“手本”だった。

 さらに「ショウヘイ・オオタニが(WBCで)MVP。世界ナンバーワンの選手として彼にかかるプレッシャーを私は想像することさえできない。彼から学ぶことが多いよ」とも。3大会ぶりの悲願が宿命づけられる中、投打で中心的な役目を期待された二刀流の重責を思いやった。

 真摯に、泥臭く、情熱を放って世界一まで上り詰めた侍戦士たちは、多くの選手たちの道標に。チェコ代表の公式インスタグラムも「日本チームへ、本当におめでとう! ベストなチームから学ぶことができて、光栄の至りです」と投稿。各国からの視線によって、日本野球の誇らしさを改めて確認する大会となった。

(Full-Count編集部)

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