世界一繋げた「30人のランナーコーチ」 劇的サヨナラの裏にベンチ総出の“腕グルグル”
成田空港に帰国し会見…白井ヘッドコーチが感謝を口に
野球日本代表「侍ジャパン」が23日、成田空港に帰国し会見を行った。栗山英樹監督以下の首脳陣が大会の“秘話”を求められる中で、白井一幸ヘッドコーチは20日(日本時間21日)に準決勝のメキシコ戦でサヨナラ勝ちした場面を「30人のランナーコーチがいた」と振り返った。
1点を追う9回無死一、二塁。村上宗隆内野手(ヤクルト)が中堅左に大飛球を放ち、二走の大谷翔平投手(エンゼルス)に加えてサヨナラの走者の周東佑京外野手(ソフトバンク)が一塁から快足を飛ばして生還した状況だ。
白井コーチは「三塁コーチャーの私としては、ここは回すか止めるか非常に難しい場面でしたけど、選手全員が、ベンチに30人のランナーコーチがいたので何も臆することがなく回すことができた」とベンチからの“指示”とバックアップに感謝していた。
(Full-Count編集部)