侍Jの“深々お辞儀”に米感服「親切で素敵」 欠かさぬ思いやりが「素晴らしい」
メキシコ戦後、歓喜に沸く中すぐに並び帽子を取って深々頭を下げた
野球日本代表「侍ジャパン」は、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一を奪回した。準々決勝・メキシコ戦では9回逆転サヨナラ勝ち。歓喜に沸きながらも、全員が帽子を取って深々と一礼する様子に、米スポーツ局「FOXスポーツ」は「リスペクトあるのみ。サヨナラ勝利後、日本チームが彼らのファンとメキシコチームに向かってお辞儀をする」と感銘を受けていた。
劣勢だった侍ジャパンは、0-3の7回に吉田正尚外野手(レッドソックス)の3ランで同点。8回に2点を勝ち越されたが、直後に山川穂高内野手(西武)の犠飛で1点差に迫り、9回に村上宗隆内野手(ヤクルト)の2点適時二塁打で強豪を撃破した。ベンチから飛び出したナインたちは狂喜乱舞。それでも、すぐに三塁線に一列に並ぶと、帽子を取ってファンや相手ベンチに向かって何度も頭を下げた。
米ファンは「本当に素晴らしい振る舞いだと思ったよ」「尊敬に値する」「日本の選手たちはとても親切で素敵」「日本チームは、なんてスポーツマンシップとリスペクトを見せてくれるの」「リスペクト、これいいね!」「スポーツには、こういうのがもっと必要」と大反響だった。