初対面で大谷翔平に「圧倒された」　ヌートバーも驚いた人間性「“粋”だと思った」

ヌートバーは米メディアのインタビューで大谷について語った

　野球日本代表「侍ジャパン」の一員として第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で世界一奪回に貢献したラーズ・ヌートバー外野手（カージナルス）。活躍はもちろんのことペッパーミル・パフォーマンスも話題になり、その存在は社会現象にもなった。本人はどう受け止め、どんな心境で日々を過ごしていたのか。米メディアのインタビューでは大谷翔平投手（エンゼルス）の謙虚な人間性などについて語っている。

　ヌートバーはMLBネットワークの番組「MLBトゥナイト」のインタビューで日本での人気について言及。1次ラウンド初戦の中国戦（9日）の後にコンビニに行こうとしたらファンに囲まれ、水原一平通訳に助けを求めたと話した。「信じられないほど応援をしてもらった」と感謝する。

　何よりも驚いたのは大谷翔平投手（エンゼルス）の謙虚な人柄だったという。初対面を果たした際は「圧倒された」と吐露。大谷が歩み寄って「How is your family？（家族は元気？）」と尋ねてきたそうだ。約2週間ともに戦ってきて「彼ほど謙虚な人に会ったことがない。スーパースターだけどそんなことを感じさせないくらい謙虚。それが一番“粋”だと思った」と述べた。

　また、“欠点”についても言及。夕食の際に水原氏が「彼が唯一良くないのは鼻だよ」と語ったことを明かした。「嗅覚があまり鋭くないっていう意味でね。FAになる時、その唯一の欠点が影響するかは分からないけどね」とジョーク交じりに語った。

（Full-Count編集部）