佐々木朗希の細かい気遣いに米記者“感心” 165キロより心揺さぶられた「偉大な瞬間」
1次ラウンド・チェコ戦では死球を当てた相手にお菓子を持って“お詫び”
野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)は、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界から大きな注目を集めた。最速165キロの剛速球はもちろんだが、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が感激したのは“人間性”だった。
モロシ記者は「偉大な瞬間」として「ロウキ・ササキが初回終了後に野手に感謝した。公平のために言っておくと、彼はそこまで助けを必要とはしていなかったわけだが」と準々決勝・メキシコ戦での様子を綴った。
佐々木はメキシコ戦に先発。絶対に負けられない一戦、しかも米国のマウンドで緊張感もあっただろうが、初回を2三振含む3者凡退で切り抜けていた。1次ラウンドのチェコ戦では死球を当てた相手にお菓子を持ってお詫びするなど“気遣い”は度々話題となり、WBCを現場で取材したモロシ記者もそのシーンを実際に間近で目撃していた。
21歳にして世界の強打者をねじ伏せ、今大会で一躍名をあげた佐々木。謙虚で仲間を思う姿もまた、脚光を浴びている。
(Full-Count編集部)