今オフFA可能性の大谷翔平にトラウトが“残留要請”「残ってもらうように常に努める」
WBC決勝での大谷翔平との対戦は「楽しいバトルだった」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が26日(日本時間27日)、敵地で行われるドジャースとのオープン戦を前に再会を果たした大谷翔平投手の“引き止め”に言及した。トラウトは、同僚の大谷が今季終了後にFAとなった場合「どうなるか見守ろう。だけど、僕は彼にここに残ってもらうように常に努めるよ」と“残留要請”に声を弾ませた。
2人は第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本と米国の代表として出場。決勝戦では1点差の9回2死から投手・大谷が打者のトラウトを空振り三振に仕留めて、世界一に輝いた。この日は「彼にハグしたよ」とトラウトが大谷との“再会”を喜んだ。
大谷と“仲間”に戻ったトラウトは、真剣勝負を思い返した。「彼はあの打席で1度もスプリットを投げてこなかった。僕の頭の片隅にはあったんだけどね。3-2からエグいスライダーを投げてきたよ。僕の求めた結果にはならなかったけど、楽しいバトルだった。僕たちは共に勝負していたんだ」。本気でぶつかった“夢対決”の駆け引きに、悔いはなかった。
(Full-Count編集部)