WBC終えても“侍戦士”に大注目のパ チームを離れた監督、骨折した名手…影響は?

侍ジャパン・吉井理人コーチ(左)と源田壮亮【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・吉井理人コーチ(左)と源田壮亮【写真:荒川祐史】

パ・リーグ6球団の全監督がオンラインで「開幕記者会見」

「パーソル パ・リーグ開幕記者会見」が27日にオンラインで開催され、パ・リーグ6球団の全監督が参加した。今季のパ・リーグの戦いに影響を与えそうなポイントは、日本ハムの新本拠地エスコンフィールド北海道と、レギュラーシーズン開幕直前に日本中を感動させたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加した選手やスタッフだろう。

 今季のNPBの開幕戦のうち、エスコンフィールド北海道で行われる日本ハム-楽天だけは、他のカードより1日早く30日に行われる。新庄剛志監督はこの日の会見で「エスコンフィールドの最大の売りは天然芝。そして、球場が日本一狭い。たくさんホームランが出て、見ているファンのみんなにとっては楽しい試合になるのではないか」と予想した。

 天然芝の他にも、スライド式開閉屋根、世界最大級のビジョンなどセールスポイントがたくさんあるエスコンフィールド北海道だが、右翼までは99メートル、左翼までは97メートルしかない。パ・リーグの他5球団の本拠地球場は、楽天モバイルパークが両翼100.1メートル、ZOZOマリンスタジアムが両翼99.5メートル、他の3球場は両翼100メートルだ。

 さらにエスコンフィールド北海道は、野球規則の規定より短いとして物議を醸した本塁からバックネットまでの距離をはじめ、ファウルゾーンが狭い。ファウルフライでアウトになる範囲が狭くなることから、本塁打になりやすい外野を含め、打者有利と見られている。

新庄監督、新球場に「芝がちょっと長い」開幕戦までに調整へ

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