最速160キロの“吹田の主婦”、鷹に降臨した無双右腕 パを熱くする「守護神候補」
オリ山崎颯一郎は登板機会はなかったが、WBCに追加招集された
現代野球ではクローザーを固定できるかどうかがチームの強さに直結する。チームを勝利に導くために必死に腕を振る“守護神”の姿にファンは魅了される。今回は、おうちの守護神・火災報知器メーカーの「ホーチキ株式会社」とパーソル パ・リーグTVのコラボレーション動画から今季活躍が期待される投手を紹介する。
日本ハムの守護神候補は石川直也投手。昨年6月25日のソフトバンク戦で、相手打線の主軸、アルフレド・デスパイネ外野手、柳田悠岐外野手を連続三振に仕留めたシーンが印象的だ。楽天は昨季32セーブで2年ぶり2度目のタイトルを獲得した松井裕樹投手。27歳左腕は昨季までで通算197セーブと、プロ野球史上最年少での200セーブも目前に迫っている。
西武の守護神として昨季はチーム最多、リーグ2位の31セーブをあげた増田達至投手。5月に通算150セーブ、8月には通算100ホールドも達成した。平良海馬投手が先発転向する今季、10年目のベテラン右腕が西武のブルペンを引っ張る。
ロッテの守護神・益田直也投手は昨季チーム最多の25セーブ。一昨年も38セーブでタイトルを獲得するなどチームに欠かせない存在だ。昨年7月18日のソフトバンク戦では1点リードでマウンドに上がり、無死から走者を出すも以降は3者連続三振で締めくくった。今季もその鉄腕ぶりを発揮し、チームを支えたい。
オリックスの未来の守護神候補は、“吹田の主婦”こと山崎颯一郎投手。昨季途中から中継ぎで1軍のマウンドに上がり、最速160キロの剛球を武器に、強力ブルペンの一員として優勝に貢献した。侍ジャパンにも追加招集されるなど、そのポテンシャルはピカイチだ。ソフトバンクはロベルト・オスナ投手。昨季ロッテで活躍し、今季加入した助っ人が153キロの剛球で打者をねじ伏せる様は、オープン戦からすでに活躍の兆しを見せている。
今季、最多セーブのタイトルを獲得するのは新星か、それとも実績備えた投手か。秋の“答え合わせ”が楽しみだ。