朗希の最速164キロに韓国メディア衝撃 侍帰りなのに…「日本の怪物は疲れもしない」

日本ハム戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】
日本ハム戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】

侍帰りの影響なし…佐々木朗希、山本由伸、高橋宏斗の投球に驚く

 6日のプロ野球では、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加していた佐々木朗希投手(ロッテ)、山本由伸投手(オリックス)、高橋宏斗投手(中日)の3人が揃って勝利を挙げた。この事象に注目しているのが韓国メディアだ。「日本の怪物投手は疲れもしない」と驚きを持って伝えている。

 韓国メディア「OSEN」は8日、「初登板から164キロ、合計25K…日本の怪物にはWBC後遺症などない」という記事を掲載した。3人を「WBCのあと、コンディション調整のために開幕戦の先発をスキップし、この日揃ってシーズン初登場した」と紹介している。佐々木朗は最速164キロ、山本は最速158キロ、高橋宏は最速156キロを計時したこと、計25個の三振を奪ったことを伝えている。

 さらに佐々木朗については日本ハム戦で「秒速10メートルの強風を突き抜けて、最速164キロの剛速球を投げつけた」。山本は「85球を投げて最速158キロの剛速球に、120キロ台のカーブを混ぜて緩急を調節した」。高橋宏は「WBC日本代表の末っ子だったが、昨季56本塁打した村上宗隆も2打数無安打に抑えた。最速156キロの剛速球とスプリット、カッターを駆使した」とそれぞれの投球を紹介した。

 また、大谷翔平投手(エンゼルス)がすでに2試合に先発し1勝していることや、12イニングで18個の三振を奪ったこと、ダルビッシュ有投手(パドレス)も4日(日本時間5日)の今季初先発で「多少苦戦したが崩れなかった」と、メジャーリーグに戻った日本代表投手もそれぞれ活躍しているとする。

 韓国代表はWBCで3大会連続の1次ラウンド敗退を喫しており、日本との投手力の差も大会後には大きく取り上げられた。記事は「WBCで最も多い7試合を戦った日本は、主軸投手の負担が少なくなかった」と見ており、その上で名前を挙げた5投手が、シーズンでも順調なスタートを切ったと驚いている。「疲れが見えない日本の怪物投手たちの勢いが、シーズンを通して続くか注目される」と結んでいる。

(Full-Count編集部)

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