愕然の投手はロジン投げつけイラ立ち… 完全無欠の“154キロ粉砕”が「すごい綺麗」
ロッテ中村奨吾がプロ通算1000試合の節目に“美アーチ”
■西武 ー ロッテ(11日・ベルーナドーム)
ロッテの中村奨吾内野手が11日、敵地ベルーナドームでの西武戦で今季1号2ランを放った。154キロの剛速球を粉砕。被弾した西武・平良が思わずロジンを地面に投げつけ悔しがった華麗な一撃に、ファンからは「完璧すぎるだろ」「美しい……」と絶賛の声が上がった。
両チーム無得点の初回1死一塁で、高めにきた154キロを振り抜いた。ジャストミートされたボールは高々と上がって左翼スタンドに着弾。中村奨は打った直後に鮮やかにバットを放り投げ、悠々とダイヤモンドを回った。
平良は膝に手をついて愕然。イラ立ちを抑えきれないように手に持ったロジンを地面に叩きつけた。選手たちの細かい所作すら見逃さない「パーソル パ・リーグTV」は、公式ツイッターで美しすぎる一発を紹介。ファンは「バット投げめっちゃきれい」「すごい綺麗なバット投げ」とうっとりとしていた。中村奨にとっては、プロ通算1000試合目の節目のアーチとなった。