強烈送球が頭部直撃→病院へ「これは見たくない」 審判を襲った“悪夢”に場内騒然

ガーディアンズのアンドレス・ヒメネス【写真:Getty Images】
ガーディアンズのアンドレス・ヒメネス【写真:Getty Images】

塁審に悲劇、起き上がるも…交代して病院へ

■ヤンキース 4ー3 ガーディアンズ(日本時間13日・クリーブランド)

 強烈な送球が、審判の頭部を襲う悲劇が起こった。12日(日本時間13日)のヤンキース-ガーディアンズ戦で、外野手からの送球をカットし本塁へ送球しようとした内野手の送球が塁審のラリー・バノバー審判員の頭部を直撃。「なんてことだ」「ラリーの無事を願う」「マジかよ……すげぇ恐怖だわ」と心配の声が上がっている。

 5回1死一、二塁の場面で、ヤンキースのカイル・ヒガシオカ捕手が放った打球は中堅フェンスを直撃。中継に入ったアンドレス・ヒメネス内野手が本塁へと送球するも、送球はバノバー審判員に当たり、帽子とサングラスが吹き飛んだ。ハノバー審判員は立ち上がるも交代となり、そのまま病院へ向かったという。

 ガーディアンズの地元メディア「クリーブランド.com」は、脳震とうの検査を受け、13日(日本時間14日)の午前の時点でもクリーブランドの病院に残っていると伝えた。同メディアによると、同じ試合で審判を務めたクリス・グッチオーネ審判員は、「恐ろしい瞬間だった。同僚に球が直撃した姿を見た後は、試合に集中するのがとても困難だった」と振り返っている。映像を公開したヤンキース専門のポッドキャスト番組「トーキン・ヤンクス」や米データ会社「コーディファイ・ベースボール」でも「彼らはヘルメットをかぶる必要がある」「これは見たくない」「痛っ」「残酷だ」とコメントが寄せられた。

【実際の動画】「なんてことだ」強烈送球が頭部直撃…審判を襲った“悪夢”

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY