DeNAバウアーは「レベルが違います」 “相棒”も衝撃「何を投げても打たれない」
バウアーとバッテリを組んだ益子京右「直球はホップ成分が多い」
DeNAの新外国人トレバー・バウアー投手が16日、神奈川・横須賀市の横須賀スタジアムでのイースタン・リーグ西武戦に先発し、4回を投げて4安打6奪三振で無失点と好投した。2020年サイ・ヤング賞右腕の投球に、ボールを受けた益子京右捕手も衝撃を受けた様子で「レベルが違います。何を投げても多分打たれないですよ」と語った。
バウアーはこの日、最速156キロの速球の他にツーシーム、カットボール、チェンジアップ(スプリットチェンジ)、カーブ、スライダーと全球種を投げた。3回には1死二、三塁のピンチを招くも連続三振斬り。「ピンチの場面でギア上げた時のストレートが一番良かった」と振り返りった。
5年目22歳にとっても貴重な経験。「こんないいピッチャーを、これから受けることがあるかわからない。ストレートはホップ成分が多い」と驚きを口にした。そして「だいたい構えたところに投げてくれた。何を投げても多分打たれないですよ」とも述べた。
メジャーで実績を残した右腕の投球は「レベルが違います」とも。「投球術は今永(昇太投手)さんと張ると思います」とチームのエースと比較しながら、その凄さを表現した。日本デビュー戦で捕手を驚かせたバウアー。今後の投球が注目される。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)