大谷翔平の連続試合出塁を「36」で止めるも…元広島右腕は冷や汗「最後はど真ん中」

エンゼルス・大谷翔平(左)とレッドソックスのライアン・ブレイシア【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平(左)とレッドソックスのライアン・ブレイシア【写真:ロイター】

9回2死の左飛は同点ソロと紙一重、元広島ブレイシア「スライダーが良かったけど」

■Rソックス 2ー1 エンゼルス(日本時間17日・ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地・レッドソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場したが、4打数で4試合ぶりの無安打に終わった。昨年9月11日(同12日)の敵地・アストロズ戦から続いていた連続試合出塁は「36」でストップした。チームは今季8度目の逆転負けで3連敗を喫した。

 あともうひと伸びが足りなかった。1点を追う4回先頭、右腕・ウィットロックの低めチェンジアップに芯を外された。背走した右翼・ベルドゥーゴのグラブに収まる。後のない9回2死では元広島・ブレイシアと対戦し、甘く入ったスライダーを強振。起死回生の同点ソロとは紙一重だったが、高々と上がる左飛に。連続試合出塁の快記録が止まった。

 前日15日(同16日)の対戦ではフォーシームで一ゴロに打ち取っていた。ブレイシアは「昨日は直球で攻めた。今日はスライダーがなかなか良かったけど、最後の球はど真ん中。そこに投げるつもりはなかったんだけどね」と冷や汗だった。

 大谷は17日(同18日)に元祖二刀流ベーブ・ルースの聖地で先発マウンドに上がる。右太もも裏の張りから5試合ぶりに先発復帰した吉田正尚外野手は17日も指名打者で先発出場する。快記録はストップしたが、気持ちを切り替えて連敗ストップ。今季3勝目を目指していく。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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