大谷翔平、3勝目も離脱の相棒思いやる トラウト抜きの“必勝法”は「先制点をやらない」
オハッピーに励ましの言葉「外れて負けが混むのが一番嫌なこと」
■エンゼルス 2ー0 ロイヤルズ(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・投手」で投打同時出場し、今季3勝目を挙げた。7回で今季最多11三振を奪い、2安打無失点と好投。前回登板に続いてマイク・トラウト外野手がベンチスタートとなる中でチームの連敗を2で止めた。大谷は「前回もいなかったですし、特に誰がいないから、そうしないといけないとかないですけど、シンプルに先制点をやらない。打撃に関しては先制点を取ることが一番勝つ確率が高くなる。そういう野球がしっかりできれば」と言葉に力を込めた。
トラウトだけではない。開幕からバッテリーを組んできたローガン・オハッピーが左肩痛で戦線離脱。チャド・ウォルラック捕手とは今季初めてバッテリーを組んだ。「素晴らしかったですね。コーナーのボールもしっかりフレーミングしてストライクをどんどん取れるように一生懸命やってくれていた」と感謝した。
オハッピーへの励ましの言葉も忘れなかった。「本人が一番残念だと思いますし、早い段階で、まず帰って来られるようにサポートしたいなと思います。(チームから)外れて負けが混むのが一番個人的には嫌なことじゃないかなと思う。なんとか勝って少しでも楽になれるようにしたいなと思います」と、若手捕手のサポートを誓っていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)