「ヤンキースを倒すのが好き」 ゲレーロJr.のブレぬ信念で…移籍は「ない」

ヤンキース戦で本塁打を放ったブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:ロイター】
ヤンキース戦で本塁打を放ったブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:ロイター】

22日のヤンキース戦を前に認める「その意思が変わることは決してない」

 ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手が、同じア・リーグ東地区のライバル、ヤンキースに対しての“アンチ発言”を認めたことが話題になっている。昨年11月に「ヤンキースと契約することは絶対にない。死んでもないよ」と発言し波紋を呼んだが、21日(日本時間22日)に敵地で行われたヤンキース戦を前に、過去の発言を変えるつもりはないことを明確にした。

 2021年に48本塁打を放って本塁打王に輝いたゲレーロJr.は、将来的にFAになったときの移籍先も、早くも話題になっている。昨オフにはヤンキースの地元紙「ニューヨーク・ポスト」がインタビューを掲載。「僕はニューヨークでプレーするのが好きなんだ。ヤンキースをやっつけるのが好きなんだよ。ヤンキースと契約することは絶対にない。死んでもないよ」との内容が物議を醸していた。

 そして、ブルージェイズが敵地ヤンキー・スタジアムに乗り込んでの一戦となったこの日の試合前、オフの“アンチ発言”について認めたことをMLB公式サイトも注目。「個人的なことなんだ。家族が絡んでいる。それが僕の決断であり、その意思が変わることは決してない」と、通訳を介してヤンキースでプレーする意志はないことを明確にしている。

 ゲレーロJr.はこの試合に「3番・DH」で先発出場し、初回に先制2ランを放つなど4打数2安打2打点の活躍で、6-1での快勝に貢献した。昨年行われた球団イベントでは、子どものファンから「最も簡単な相手は?」との質問に「ヤンキース」と回答した映像も、米ポッドキャスト番組「トーキン・ヤンクス」で紹介されている。これからも名門ヤンキースを相手に打ちまくる若き大砲から目が離せない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY