ダルビッシュ、緊急降板は「単純につっただけ」　次回登板も問題なし「中4日もいける」

6回途中2安打1失点、5奪三振5四球で初勝利「今日は凄くうれしい」

■パドレス 7ー5 Dバックス（日本時間24日・フェニックス）

　パドレスのダルビッシュ有投手が23日（日本時間24日）、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発し、5回2/3を投げ2安打1失点、5奪三振5四球で、今季初勝利を挙げた。右足を気にする仕草を見せて降板したが「単純につっただけ。右のハムストリング」と問題なしを強調。次回登板について聞かれると「つるだけだと基本的に全部軽傷なので、別に中4日でも全然いけると思います」と頼もしかった。

　ダルビッシュは5-1の6回、2死二、三塁からスミスに2ボールとしたところで右足を抑える仕草を見せた。マウンド上で屈伸をするなど異変が起きた様子で、付き添われてマウンドを降りると、そのまま交代が告げられた。「ロンゴリアを三振に取ったときにちょっと『ん？』と思って。スミスの初球でガッとつって、伸ばしたら大丈夫だったので、もう1球投げたらもう戻らなかった」と説明。「3回くらいから脱水気味かなと思っていたので飲み物はいっぱい飲んでいたんですが、ドライな気候とデーゲームもあってそれが出たのかなと」と分析した。

　アクシデントはあったものの、4度目の先発で今季初勝利。「自分の勝ちはもちろんうれしいですけど、それよりチームが勝ってしまえば自分がどうであれそれがチームにとっていいことなので、今日は凄くうれしいです」と喜んだ。

　チームは2連勝で勝率5割に復帰し「これから楽しみになりましたし、いい変化球もいっぱいあったので。チームとしても5割で、明日休みですから、またいい感じになっていけたらいいと思います」とうなずいた。

（Full-Count編集部）