エ軍11失点も…17連戦に指揮官「選手を休ませなくては」 勝ちパターン温存で延長戦落とす

試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

11失点投手陣にネビン監督「誰もが大きな場面でアウトを取れなくてはいけない」

■アスレチックス 11ー10 エンゼルス(日本時間25日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地・アスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場し、6回の右翼線二塁打で2試合連続安打を記録するなど4打数1安打で打率.265。チームは延長戦で10-11と敗れ、借金1となった。試合後、フィル・ネビン監督は「誰もが大きな場面でアウトを取れなくてはいけない」と11失点した投手陣を鼓舞した。

 先発したホセ・スアレス投手が3回までに7失点を喫する“誤算”があったが、打撃陣が奮起。7回には一時勝ち越す場面も見られたが延長戦の末、敗戦した。指揮官は延長10回を4投手でつないだ理由を「(17)連戦が続いていて、選手を休ませなくてはならない」と説明した。

 同点の延長10回には、9回から登板していたハイメ・バリア投手が持ち堪えることができず3失点。ブルペンには投手が残っていたが、指揮官は「(投手を)1人はとっておかなくてはならない。こういう試合展開だと(投手起用について)いくつもの見方ができる」と続投の理由を説明。さらに「私は選手たちには自信を持っている。今日(アウトを取れる)投手がいなかったとは言わない。ブルペンの誰もがアウトを取れなくてはいけない」と話し、会見上を引き上げた。

(Full-Count編集部)

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