創志学園・門馬監督が目指す5度目の頂点 「全国制覇」の横断幕をバックネットに移した意味
目指すのは「創志学園の野球を見た人が応援したくなるチーム」
倉敷商や岡山東商など、古くから愛される伝統校が多い岡山の高校野球。創志学園は2010年創部のまだ新しい野球部だ。門馬監督には目指すチーム像がある。
「創志学園の野球を見た人が、応援したくなるチームを目指したい」
バックネット裏で“中立”の立場で見ていた人が、「創志学園、いい野球をするな」と心が動くような野球を見せる。試合のたびに、ファンを増やしていく。そのために、必要なことは何か。
「スピード感です。攻撃でも守備でもアグレッシブに、すべてのスピード感を追い求めていく」。動きのスピードもあれば、思考のスピードもある。今やるべきことを瞬時に判断して、覚悟をもって、決断に移す。