DeNA三浦監督が口にした“パワーワード” 首位快走…25年前と重なるチームの充実度

DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】
DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】

三浦監督「選手が刺激を与えながら好循環でつながっている」

■DeNA 5ー2 ヤクルト(26日・横浜)

 DeNAは26日、本拠地・横浜スタジアムで行われたヤクルト戦に5-2で勝ち、3連勝&本拠地8連勝。2位の阪神に2ゲーム差をつけ単独首位を走っている。リーグ優勝は横浜ベイスターズ時代の1998年が最後で、現在12球団で優勝から一番長く遠ざかっている。今季はまだ19試合を消化しただけとはいえ、ちょうど四半世紀ぶりとなる歓喜が現実味を帯びてきそうな勢い。三浦大輔監督の口からも「98年」の“パワーワード”が飛び出した。

 DeNAは今、先発ローテが充実している。26日現在、ロバート・ガゼルマン投手がハーラートップタイの3勝、東克樹投手が2勝、平良拳太郎投手も2勝を挙げ、開幕に出遅れたエース・今永昇太投手、大貫晋一投手も1軍復帰を果たした。既に2勝している石田健大投手は、この日のヤクルト戦に先発し6回5安打1失点。同点の段階で降板したため白星はつかなかったものの、試合をつくった。東はリーグトップの防御率0.95を誇り、石田は同2位の1.13で続いている。

 三浦監督は「選手全員がお互いに刺激を与えながら、好循環でつながっている。先発投手も、誰かがいい投球をすれば、『俺も明日やってやろう』『次につないだぞ』となる」と手応えを感じている様子。「98年もそんな感じでした。また連勝で回ってきたよ、隆さん(斎藤隆・現チーフ投手コーチ)から回ってきた、野村さん(現野球評論家の野村弘樹氏)から回ってきた、という風に流れがありました」と続けた。

 チーム生え抜きの三浦監督は1998年のシーズン当時、24歳の若手だったが、先発の一角として12勝7敗、防御率3.18をマーク。13勝の斎藤コーチ、野村氏と合わせて3人が2桁勝利に到達したのだった。

リードされても「今はベンチが沈むことがない」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY