大谷翔平“幻のサイクル安打”に米愕然 悲鳴止まらず「目前だった」「逃した!」
本塁打ならサイクル安打の8回は中飛に倒れて偉業達成とはならず
■エンゼルス 8ー7 アスレチックス(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、アスレチックス戦に投打同時出場して無傷の4勝目を挙げた。打っては5打数3安打1打点でサイクル安打目前。偉業まであと数メートルで“幻”に終わり、米メディアも愕然としていた。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「ショウヘイ・オオタニはほとんどサイクル安打しかけた……」、米スポーツ局「FOXスポーツ」は「歴史が誕生する丁度目前だった」と恐怖で叫ぶ絵文字を添えた。また、エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で実況を務めるパトリック・オニール氏は「逃した!」と絵文字で怒りを表した。
米スポーツ局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「ショウヘイがサイクル安打を逃す!! WOWW ウェイン・ランダッゾ(実況)に、してやられたよ」と実況のランダッゾ氏がまるで本塁打のような興奮した実況をしたことに苦笑いだった。
大谷は初回2死から二塁内野安打、3回1死一、三塁で先制の適時二塁打を放ち、6回2死では右越え三塁打をマークして今季初の1試合3安打。サイクル安打の期待がかかった8回1死一、二塁は中飛に倒れた。フィル・ネビン監督も「間違いなく頭によぎった」と話すほどの当たりだったがわずかに届かず、悲鳴が上がった。
(Full-Count編集部)