ダルビッシュに思わぬ難敵 1日先発、メキシコは標高2240mの打者天国…衝撃の“10人HR”

パドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】
パドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

メキシコシティでの30日の試合は両軍合わせて30安打、11HRが飛び交った

 パドレスのダルビッシュ有投手は30日(日本時間5月1日)、メキシコシティで行われるジャイアンツ戦に先発する。今季5度目となるマウンドは標高約2240メートルの高地。29日(同4月30日)の試合は両軍合わせて11本の本塁打が飛び交った。今季被本塁打「0」の右腕がどう対応するか、注目される。

 試合が開催される「エスタディオ・アルフレド・アープ・エルー」があるメキシコシティの標高は7349フィート(約2239.97メートル)。打球が飛ぶことで知られるロッキーズの本拠地「クアーズ・フィールド」は5279フィート(1609.93メートル)だから、約630メートルも高い。

 30日の同カードはパドレスは16-11で勝利。両軍合わせて30安打、11本塁打が飛び交う大乱戦になった。本塁打を放ったのは10選手(マニー・マチャドが2本塁打)で、これはMLBタイ記録。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、1試合10人アーチは2015年8月24日のメッツ、2019年6月10日のダイヤモンドバックスに続いて3度目のことだという。

 ダルビッシュは今季ここまで4試合24イニングを投げて被本塁打は0。“超高地”でどんな投球を見せるか、注目される。

【実際の動画】こんなん打者天国…ダルに難敵か 軽々とホームランを打ち込んでく様子

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