吉田正尚が「大爆発している」 直近6試合で打率4割超…“修正力”を米メディア絶賛
直近6試合で22打数9安打の打率.409を記録
■Rソックス 7ー1 ガーディアンズ(日本時間1日・ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手は4月30日(日本時間1日)、本拠地でのガーディアンズ戦に「5番・DH」で出場し、2回の第1打席で左翼グリーンモンスターへ直撃させる二塁打を放ち、10試合連続安打をマークした。この日は3打数1安打で打率.276に上昇。開幕直後は苦しんだものの、状態を向上させている姿に、米メディアも絶賛している。
レッドソックス専門ポッドキャスト番組「Name Redacted Podcast」で司会を務めるタイラー・ミリケン氏は「ここ数日、グリーンモンスターにボールを打っている彼の姿は私のお気に入りだ」と自身のツイッターに投稿。MLB公式のサラ・ラングス記者は「23日(同24日)の8回にヨシダは2発を放ったが、2008年8月にデビッド・オルティス以来で、レッドソックス史上5人目となる1イニング2発を記録した選手になった」と、今週のハイライトを振り返った。
開幕直後こそ苦しんだ吉田だが、少しずつメジャーの投手陣にアジャストし始めている。レッドソックスの地元放送局「NESN」のケーガン・スティフェル記者は「完全に(状態を)取り戻した」と報じており「今オフに5年契約を結んだヨシダは厳しいスタートを切ったが、ここ1週間大爆発している」と称賛している。
さらに米スポーツ局『ESPN』によると、2010年5月にイチローが達成して以来となる、日本人選手による7試合連続で毎試合塁打数を2以上マークした選手になったという。「新人のマサ(吉田)がメジャー史に名前を残すには、僅か20試合しか必要がなかった。(吉田は)とてもいい1週間を過ごしている」と驚異の対応力についても言及した。直近6試合で22打数9安打の打率.409を記録。今後の躍動を米メディアも注目している。