大谷翔平、怒涛の17連戦は二刀流で躍動 打率.290&4HR+2勝…疲れ知らずの“皆勤賞”
17連戦も…休養日なし異例の“皆勤賞”
■エンゼルス 3ー0 ブルワーズ(日本時間1日・ミルウォーキー)
エンゼルスの大谷翔平投手は4月30日(日本時間1日)、敵地・ブルワーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で4試合ぶりの7号ソロを放った。これで4月14日(同15日)から始まった怒涛の17連戦が終了した。“皆勤賞”の大谷は、期間中1試合も休むことなく投打二刀流の活躍を披露。現時点で今季最長だった“最初の関門”を乗り越えた。
チームは期間中、8勝9敗の成績だったが、大谷は投手として2勝をマークした。打者としては17試合で打率.290、4本、10打点、5盗塁と好調をキープ。移動も含めて日々、開催される試合に休むことなく、出場を続けるタフネスさを見せつけた。
二刀流の躍動は止まらず、4月27日(同28日)はアスレチックス戦に投打同時出場し、6回5失点も今季4勝目を挙げた。打撃で自身を援護し、5打数3安打1打点とサイクル安打目前。本塁打が出れば達成となる最終打席では、偉業まであと数メートルの大飛球を放ち、スタジアムを騒然とさせていた。
今季最長の17連戦を、充実した形で乗り切った意味は大きい。まだ先の話ではあるが、7月25日(同26日)に敵地で行われるタイガース戦からは、今季2番目に長い16連戦が組み込まれており、その期間中の起用法も気になるところ。しかし「鉄人・大谷」であれば、今回のようにまた疲れ知らずのパフォーマンスを見せてくれるのではないかと、期待したくもなるだろう。
(Full-Count編集部)