西武・山川穂高が「6番・一塁」で復帰 3年連続の故障で決意「食事を見直さないと」
4月にふくらはぎ痛め抹消…3年連続でシーズン序盤に戦線離脱
■西武 ー 日本ハム(2日・ベルーナドーム)
右ふくらはぎを痛めて離脱していた西武の山川穂高内野手が2日、23日ぶりに出場選手登録され、同日に本拠地ベルーナドームで行われる日本ハム戦のスタメンに「6番・一塁」で名を連ねた。今春は「侍ジャパン」の一員として第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝に貢献したが、公式戦開幕後は8試合出場、打率.269(26打数7安打)で本塁打はなく、4月10日に出場選手登録を抹消されていた。
試合前練習でフリー打撃などをこなした山川は「久しぶりにベルーナに来られたことを、うれしく思います。必死にやるだけです」と決意新た。抹消期間中は「食事制限をしました。これまでも暴飲暴食をしていたわけではないし、できることはやってきたつもりでしたが、ずっと怪我が続いているので、これは食事を見直さないといけないなと思いました。栄養士の方と相談して、サプリメントとか、このタイミングでこれを食べる、といったことを見直しました」と明かした。
山川は一昨年には左ハムストリングス、本塁打と打点の2冠に輝いた昨年も右太ももを痛め、戦線離脱した時期があった。今年は4月9日のソフトバンク戦の試合前にふくらはぎを痛め、スタメンには名を連ねたものの、初回の守備からベンチに退いた。回復後2軍では3試合に出場して打率.333(3打数1安打)。一塁守備もこなしていた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)