巨人ブリンソンが起死回生の逆転3ラン 打者確信、投手は絶望…完璧弾に東京D大熱狂
来日初の1試合2発で“サイクル超え”
■巨人 ー ヤクルト(3日・東京ドーム)
巨人のルイス・ブリンソン外野手が3日、本拠地でのヤクルト戦に「8番・中堅」で出場し、2点を追う8回に起死回生の4号逆転3ランを放った。5回にも3号2ランを放っており、来日初の1試合2発を記録した。
東京ドームがオレンジ一色に染まった。2点を追う8回2死一、二塁。ブリンソンは打った瞬間、その場に立ち止まった。手応えから“確信”し、打球ではなく仲間のいる一塁ベンチに目線をやった。この日4本目のヒットは試合をひっくり返す3ラン。豪快な打球に球場は騒然。ブリンソンはゆっくりとダイヤモンドを周り、歓喜の時間を過ごした。
ブリンソンは3回に左二塁打、5回に3号2ラン、7回に内野安打を記録しており、三塁打が飛び出せばサイクル安打を達成する打席だったが、綺麗なアーチで“サイクル超え”となった。