大谷翔平、史上初の投打月間MVPはお預け 4勝&7HRで投打で候補入りも…機構発表
打者では打率.294、7本塁打も…日本人初3度目の月間MVPならず
メジャーリーグ機構(MLB)は3日、4月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、野手部門はア・リーグがブルージェイズのマット・チャップマン、ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が受賞した。投手部門はアがヤンキースのゲリット・コール、ナがドジャースのクレイトン・カーショーだった。エンゼルス・大谷翔平投手は投打両部門で候補入りしたものの、日本人最多3度目の受賞はお預けとなった。
2年連続開幕投手を務めた今季は6試合登板して4勝0敗、防御率1.85。開幕から中5日で回り、投球回数を34回と大きく伸ばし、46奪三振をマーク。17四球6死球を与えたが、被打率.102は驚異的だ。打者では28試合出場し、打率.294、7本塁打、18打点、5盗塁と好発進した。
大谷は2021年6月に13本塁打を放って初の月間MVPを獲得。7月もリーグトップタイの9本塁打を放って2か月連続で受賞した。仮に投手部門で選出されれば史上初の“投打月間MVP”だった。日本選手では野茂英雄、伊良部秀輝の両投手がともに2度受賞しており、選出されれば日本人最多3度目だったが、この快挙もお預けとなった。
(Full-Count編集部)