大谷翔平、力投も5勝目ならず “ルース超え”507Kも7回103球降板…元相棒に痛恨被弾
ルース超えの通算502奪三振も5回にマルドナードに逆転2ラン
■エンゼルス ー アストロズ(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・アストロズ戦に「3番・投手」で投打同時出場し、7回3失点で降板した。初回にベーブ・ルースに並ぶメジャー通算501奪三振を記録すると、2回に“ルース超え”となる502個目の奪三振。「100本塁打以上放った選手の歴代最多奪三振記録」でトップに立ったが、5回に崩れ一挙3点を失った。
若手ローガン・オハッピー捕手の離脱後、大谷とバッテリーを組んできたチャド・ウォラック捕手が7日間の負傷者リスト入り。代わってメジャー昇格したクリス・オーキー捕手と初めてバッテリーを組んだ。初回の投球では先頭のデュボンから三振を奪い、ベーブ・ルースに並ぶメジャー通算501奪三振を記録した。2回1死でも6番・ペーニャを、85.6マイル(約137.8キロ)のスイーパーで空振り三振。記録を更新し「100本塁打以上放った選手の歴代最多奪三振記録」でトップに立っていた。
しかし、1点リードの5回に崩れた。1死二塁から2018年にエンゼルスでバッテリーを組んだ“元相棒”マルドナードに逆転2ラン。さらに、1死一、二塁のピンチでアルバレスにも適時打を浴び3点目を失った。6回は3者凡退に抑え、7回を投げ切ったところで2番手のアンドルー・ワンツ投手に交代した。7回103球を投げ、6安打3失点7奪三振。防御率は2.74になった。
打席では、初回の第1打席は二ゴロ、4回の第2打席目は相手の好守にはばまれ中飛に倒れた。第3打席は打撃妨害で出塁。自らの敗戦を消す一打にも期待がかかる。
(Full-Count編集部)