初黒星の大谷翔平「初めての捕手だったので」 魔球スプリットを使えず、一問一答

試合後の取材に応じるエンゼルス・大谷翔平【写真:川村虎大】
試合後の取材に応じるエンゼルス・大谷翔平【写真:川村虎大】

スプリットは103球のうちわずか1球「味方のブロッキングのデータも分からない」

■アストロズ 3ー1 エンゼルス(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・アストロズ戦で今季初黒星を喫した。「3番・投手」で投打同時出場し、7回7奪三振6安打3失点。通算507奪三振とし、ベーブ・ルースの通算奪三振「501」を超えた。バットでは3打数無安打に封じられ、フランバー・バルデスとのエース対決に敗戦。地区首位・レンジャーズとは2ゲーム差のままだ。

――爪は割れたか。
「元々ちょっと割れていたので。そんな感じですかね」

――今後の影響は。
「おそらくないとは思うので。まだ投げたばかりで何もやっていない。普通のいつも通りの日程でいけるかなと思います」

――バルデスとの投げ合いだった。
「自分の打席以外はちょっと見ていなかった。テンポよく投げているなと思いましたけど、素晴らしい投手なので、ロースコアになると分かっていました。そこで逆転されてしまったのが負けた要因かなと思います」

――ウォラックが負傷者リスト入りし、オーキーと初めてバッテリーを組んだ。
「信頼関係が一番だと思う。お互いがそうですけど、キャッチャーも見たことのない球で取りづらいと思います。今後組んでいくかどうかは分からないですけど、組んでいくこともあると思うので。今日より次の登板が良くなるようにコミュニケーションを取りたいなと思います」

――通算507奪三振とし、ベーブ・ルースを超えた。
「奪三振自体は今日は多くなかったですけど、いいボールも悪いボールもはっきりしていたので。超えられたのはいいことですし、まだ今年が始まったばかりなので。毎登板毎登板、健康な状態で試合に入れるように努めたいなと思います」

――打撃の状態は。
「今日打てる球はもちろん何球かあったと思いますし、素晴らしい投手なので、なかなか失投が少ないと思うんですけど、今日はその球を打ててなかったのかなと。単純にそれに尽きるので。打撃自体の調子は良くも悪くもないぐらいの感じかなと思います」

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