大谷翔平の「パワーは際立っている」 米記者も驚嘆の曲芸弾は「力強さを証明した」
MLB公式のレット・ボリンジャー記者…8戦ぶり弾は「いい兆候」
■アストロズ 5ー4 エンゼルス(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地・アストロズ戦に「3番・指名打者」で出場し、9回に8号2ランを放った。相手守護神の低め変化球をとらえて今月初アーチ。MLB公式サイトでエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー記者は「いい兆候。彼のパワーは際立っている」などと評した。
3点を追う9回無死一塁、守護神プレスリーの低めカーブに対応し、右翼席中段に8号2ランをかけた。ボリンジャー氏は「難しい球だった。力強さを証明した。感心させられるホームランだった」と驚嘆した。5月はこの試合を含めて打率.290(31打数9安打)。「打率は残していたが、パワーを発揮していなかった」と指摘する。
ボリンジャー氏はさらに「今年は打率.300を目標にしているのは知っている。シフトが撤廃され、今年はゴロを打っても去年よりヒットが多くなっている。強い打球でもヒットになる」とした上で「彼はもっとホームランやパワーを証明したいと思っているだろう」と語る。
また、「彼は打球を飛ばしてホームランにすることを望んでいるはずだ。ヒットでチームに貢献しているけど、彼のパワーは際立っている。今日のホームランで波に乗るといい」と続けた。チーム38試合で8本塁打は年間34発ペース。今後、どこまで一発を積み上げていくだろうか。
(Full-Count編集部)