ヌートバー、母の日に感謝の3安打で打率.302上昇　吉田正尚は4の0で3連敗

初回の第1打席に左翼線二塁打→先制のホームを踏みチームを勢いづけた

■カージナルス 9ー1 レッドソックス（日本時間15日・ボストン）

　カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が14日（日本時間15日）、敵地で行われたレッドソックス戦で7試合ぶりの3安打をマークした。打率は.302に上昇。「母の日」に結果を残し、チームを9-1の3連勝に導いた。一方、レッドソックスの吉田正尚外野手は、4打数無安打で3試合ぶりの安打なしに終わった。

　ヌートバーは初回の第1打席に左翼線二塁打を放って先制のホームを踏んだ。第2打席は左飛、第3打席は一ゴロに倒れたが、6回1死一塁の第4打席で左前打。さらに8回無死からは左翼フェンス直撃の二塁打を放った。9回2死一塁の第5打席は投ゴロだった。

　この日米スポーツ局「ESPN」で全米中継された「サンデーナイト・ベースボール」内のインタビュー映像では、母・久美子さんが登場。「母は私にとって全てだ」と感謝の思いと愛を語り、涙を拭うシーンもあった。そんな思いも込めたのか、快音を連発させた。

　吉田は3度得点圏に走者を置いて打席に立つも安打を放つことができず、4打数無安打。打率も3試合ぶりに3割を切って.298となり、チームは3連敗を喫した。

（Full-Count編集部）