村上宗隆がシーズン50三振に到達 両リーグ最速…自身の記録超えるセ最多193個ペース
5月は復調傾向も…四球もリーグ最多、両極端な打撃成績
■ヤクルト ー 巨人(16日・静岡)
ヤクルトの村上宗隆内野手は16日、静岡・草薙球場で行われた巨人戦で今季の三振数が50個に達した。両リーグ最速での到達。シーズン143試合に換算すると193個を喫する計算になる。
この試合「4番・三塁」で先発した村上は、1点を追う6回1死二塁の同点機に3度目の打席に入った。巨人先発の戸郷翔征投手にカウント1-2と追い込まれると4球目、高めの138キロ直球を空振り、三振に倒れた。
NPBのシーズン三振記録は、1993年にラルフ・ブライアント(近鉄)が残した204個。2位も1990年のブライアントで198個だ。セ・リーグ最多は村上自身が2年目の2019年に残した184個で、現在の村上のペースはこれを超える。
村上は一方で、リーグトップの25四球を選んでいる。相手投手に恐れられ、ゾーンの見極めはできている姿が数字からは浮き上がる。13日の試合では今季初の1試合2本塁打するなど、5月に入って打撃は復調傾向。今季はどんな成績を残すだろうか。
(Full-Count編集部)